兄ちん君のお古の服を着ていた妹アーチャオ。
7色の横じまTシャツ。右肩に
スマイリー(ニコちゃんマーク)。
紺色のブルマ風パンツまでお古。
4年前のちん君と全く同じ姿だ。
この洋服の組み合わせを見ると、ちん君のある写真を思い出す。
同じ会社の寮に住んでいた写真部の先輩が、寮の駐車場で、
母ちゃんに“たかいたかい”をしてもらっているちん君を撮影して、
後日大きな写真にして贈ってくれた。
さすが、プロである。最高の笑顔のちん君がパーフェクト焦点で
写っていた。
この時期、ちん君はアトピーで苦しんでいた。
かゆくて血がでるまで肌をかきむしる。
真っ赤に手や顔が膨らむ。
鼻水はいつもだらだら。
目が赤くなるまでこする。
いただいた写真には、その跡も鮮明に写っていた。
この写真を見るたびに、
かわいいちん君のアトピーを何とかしてやりたい気持ちでいっぱいだった。
「何がいけなかったんだろう?どうすれば治るんだろう?」
京都市生まれのちん君。
空気が悪いのか?水が悪いのか?食べ物の農薬や添加物が悪いのか?
もっと自然環境のいい田舎に引っ越すべきなのか?
体が弱いのかな?
いろいろ夫婦で悩んでいた。
アトピー専門のお医者さんのいる病院まで、親子3人よく足を運んだ。
「牛乳はダメ」「卵はダメ」「家の埃もダメ」・・・
就寝前には全身にステロイドの塗り薬。ちん君の寝巻きは薬の影響で
テロンテロンになった。
悔しくて、申し訳なくて、それらの寝巻きをポリ袋に入れて、箪笥の奥にしまった。
一方、アーチャオは・・・。
北京生まれ。北京育ち。
建設ラッシュ、工場、車の排ガスだらけ、黄砂・・・で空気は汚い。
街中埃だらけ。
水質は悪い。
残留農薬問題。
油っこい食べ物。
などなど・・・
京都市から比べれば、北京は雑菌だらけで
体には非常に厳しい環境のはずである。
しかし、アーチャオの肌は、生まれてからずーっと、スベスベだ。
チャイナシルクのように・・・(大げさか?)
大泣きしたときぐらいしか、鼻水も出さない。
胃腸も強い。
なんでもよく食べる。
力があるとか、体がでかいとかではない
“こいつ強い生き物だなー”を感じさせる。
同じ服を着ている2人。
今日は、“アトピー”に思いをはせた父ちゃんである。
そういえば、13年前、南京留学時代のことだ。
幼馴染の親友が、南京まで1週間遊びに来てくれた。
この親友も“アトピー”に苦しんできた。
胃腸も生まれつき弱かった。
南京の汚さに「おいおい。飯大丈夫か?病気にならんのか」
びびりながら街中のレストランで彼は恐る恐る飯を食っていた。
冷たい飲み物がなくて「熱いの以外は、ぬるいのしかないな。冷えたドリンクほしい」
などと、ぶつぶつ言っていた。
そして、6日目になって、親友の体に異変が起きた。
なんと朝起きると、彼のアトピー肌がすべすべになっている。
「何か胃腸も調子がいい。なんだこれ?」
と驚き、喜んでいる親友の顔が忘れられない。
中国から見ると、日本は無菌室のような国に見えてくる。
でもなぜか、汚いはずの中国では、アトピーの子供に出会わない。
ちなみに、中国に来てから、ちん君も完全にアトピーはなくなった。
これは成長して体力がついたからかもしれない。
北京で、子供たちは本当に元気にたくましく育っている。
北京に来て3年と3ヶ月。
母ちゃんと2人、北京に来てから変化した食生活を
思いつくことだけ数えてみた。
1.冷たいものを飲まなくなった。
2.甘いもの(ケーキ、駄菓子、砂糖)を食べる量が減った。
3.生もの(さしみ、卵、野菜)を食べなくなった。
4.お茶をたくさん飲むようになった。
5.にんにく、生姜を食べる量が増えた。
6.お酢の摂取量は格段に増えた。(ほぼ毎日)
7.食べる野菜の種類、量が数倍に増えた。
8.肉の量は減った。
9.魚を食べなくなった。
10.油の摂取量が増えた。
11.塩分の摂取量が増えた。
これらがアトピーと何の関係があるのかは、科学的に
因果関係を証明するほどの頭は、もちろん父ちゃんにはなし。
特に、9の「魚が減った」ことは、絶対にマイナスポイントだし、
11の塩分摂取量増加は高血圧の原因。
“アトピー”とはギリシャ語で
“わけのわからない”とか“奇妙な”とか言う意味。
中国語では『特異反応性皮膚炎』と言います。
中国語的解釈ですが、「特別に異常な反応」には、
日本のどこかに「特別に異常な何か」があるのだろうか?
日本で生活していると普通に見えても、
実は異常な何か。。。
はっきりとした答えはわからないけれど、
隣国の食生活、食習慣で“いいかな”と思われる部分は、
日本人も少し参考にしてもいいのではないか、と。
医食同源の国で、アーチャオの育った北京で、
ふと思った今日であります。
7色の横じまTシャツ。右肩に
スマイリー(ニコちゃんマーク)。紺色のブルマ風パンツまでお古。
4年前のちん君と全く同じ姿だ。
この洋服の組み合わせを見ると、ちん君のある写真を思い出す。
同じ会社の寮に住んでいた写真部の先輩が、寮の駐車場で、
母ちゃんに“たかいたかい”をしてもらっているちん君を撮影して、
後日大きな写真にして贈ってくれた。
さすが、プロである。最高の笑顔のちん君がパーフェクト焦点で
写っていた。
この時期、ちん君はアトピーで苦しんでいた。
かゆくて血がでるまで肌をかきむしる。
真っ赤に手や顔が膨らむ。
鼻水はいつもだらだら。
目が赤くなるまでこする。
いただいた写真には、その跡も鮮明に写っていた。
この写真を見るたびに、
かわいいちん君のアトピーを何とかしてやりたい気持ちでいっぱいだった。
「何がいけなかったんだろう?どうすれば治るんだろう?」
京都市生まれのちん君。
空気が悪いのか?水が悪いのか?食べ物の農薬や添加物が悪いのか?
もっと自然環境のいい田舎に引っ越すべきなのか?
体が弱いのかな?
いろいろ夫婦で悩んでいた。
アトピー専門のお医者さんのいる病院まで、親子3人よく足を運んだ。
「牛乳はダメ」「卵はダメ」「家の埃もダメ」・・・
就寝前には全身にステロイドの塗り薬。ちん君の寝巻きは薬の影響で
テロンテロンになった。
悔しくて、申し訳なくて、それらの寝巻きをポリ袋に入れて、箪笥の奥にしまった。
一方、アーチャオは・・・。
北京生まれ。北京育ち。
建設ラッシュ、工場、車の排ガスだらけ、黄砂・・・で空気は汚い。
街中埃だらけ。
水質は悪い。
残留農薬問題。
油っこい食べ物。
などなど・・・
京都市から比べれば、北京は雑菌だらけで
体には非常に厳しい環境のはずである。
しかし、アーチャオの肌は、生まれてからずーっと、スベスベだ。
チャイナシルクのように・・・(大げさか?)
大泣きしたときぐらいしか、鼻水も出さない。
胃腸も強い。
なんでもよく食べる。
力があるとか、体がでかいとかではない
“こいつ強い生き物だなー”を感じさせる。
同じ服を着ている2人。
今日は、“アトピー”に思いをはせた父ちゃんである。
そういえば、13年前、南京留学時代のことだ。
幼馴染の親友が、南京まで1週間遊びに来てくれた。
この親友も“アトピー”に苦しんできた。
胃腸も生まれつき弱かった。
南京の汚さに「おいおい。飯大丈夫か?病気にならんのか」
びびりながら街中のレストランで彼は恐る恐る飯を食っていた。
冷たい飲み物がなくて「熱いの以外は、ぬるいのしかないな。冷えたドリンクほしい」
などと、ぶつぶつ言っていた。
そして、6日目になって、親友の体に異変が起きた。
なんと朝起きると、彼のアトピー肌がすべすべになっている。
「何か胃腸も調子がいい。なんだこれ?」
と驚き、喜んでいる親友の顔が忘れられない。
中国から見ると、日本は無菌室のような国に見えてくる。
でもなぜか、汚いはずの中国では、アトピーの子供に出会わない。
ちなみに、中国に来てから、ちん君も完全にアトピーはなくなった。
これは成長して体力がついたからかもしれない。
北京で、子供たちは本当に元気にたくましく育っている。
北京に来て3年と3ヶ月。
母ちゃんと2人、北京に来てから変化した食生活を
思いつくことだけ数えてみた。
1.冷たいものを飲まなくなった。
2.甘いもの(ケーキ、駄菓子、砂糖)を食べる量が減った。
3.生もの(さしみ、卵、野菜)を食べなくなった。
4.お茶をたくさん飲むようになった。
5.にんにく、生姜を食べる量が増えた。
6.お酢の摂取量は格段に増えた。(ほぼ毎日)
7.食べる野菜の種類、量が数倍に増えた。
8.肉の量は減った。
9.魚を食べなくなった。
10.油の摂取量が増えた。
11.塩分の摂取量が増えた。
これらがアトピーと何の関係があるのかは、科学的に
因果関係を証明するほどの頭は、もちろん父ちゃんにはなし。
特に、9の「魚が減った」ことは、絶対にマイナスポイントだし、
11の塩分摂取量増加は高血圧の原因。
“アトピー”とはギリシャ語で
“わけのわからない”とか“奇妙な”とか言う意味。
中国語では『特異反応性皮膚炎』と言います。
中国語的解釈ですが、「特別に異常な反応」には、
日本のどこかに「特別に異常な何か」があるのだろうか?
日本で生活していると普通に見えても、
実は異常な何か。。。
はっきりとした答えはわからないけれど、
隣国の食生活、食習慣で“いいかな”と思われる部分は、
日本人も少し参考にしてもいいのではないか、と。
医食同源の国で、アーチャオの育った北京で、
ふと思った今日であります。
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