ちん君、人生で初めての試験だった。
無事終了・・・したのだろうか?今だにわからない。
母ちゃん情報によると、「この小学校国際部は、まず落ちることはないよ」
とのことだが・・・
ちん君と二人、面接試験に臨んだ父ちゃんは、不安な日々が続く。
合格発表は5月9日。それまでは、落ち着かない日々が続くのだろう。
当日の面接試験は、まず、父ちゃんが用意された書類に必要事項を記入。
“報名費(bao4ming2fei4:申し込み料)”を支払い、ビザについてチェック。
ビザ更新の真っ只中の我が家の状況を説明。
「5月20日までにビザを用意してね。授業料の支払額が変わるから」と先生。
そうこうしているうちに、“じゅーてぃえんちん”と名前が呼ばれる。
ちん君: 「じゃ、父ちゃん。行ってくる」と席を立ち、先生と2階に。
父ちゃん: 「がんばれよ。一人で大丈夫か」
ちん君: 「大丈夫」
振り向きもしない。
半時間ほどで、ちん君は先生と一緒に帰ってきた。
ちん君: 「歌ったで、ちゃんと」とニコニコ。
父ちゃん: 「最後まで、ちゃんと歌えたのか?」
ちん君: 「うん。OKやで」と満面の笑み。
先生が「とってもよかったですよ。向こうの先生にこの成績表を渡してください」と笑顔だ。
渡された成績表には、面接試験の評価と項目と点数が並んでいた。
考査結果: 好
総点: ●(内緒です) お利口
一問一答: ●(満点20点)・・・中国語能力を調べるようだ
数数: ●(満点10点)・・・ちん君は81から100まで数えさせられたという
学説話: ● (同)・・・?
分弁物品: ● (同)・・・出された物を見て、その説明をするようだ
拚図: ● (同)・・・図形をつなぎ合わせたらしい
表演: ● (同)・・・歌を歌った!!
看図観察: ● (同)・・・これも図形がらみのよう
単腿直立: ● (同)・・・左右の脚でひたすらケンケンしたらしい
運動: ● (同)・・・?
合計9項目100点満点
今日のためにちん君は自分なりの秘策を講じた。
“歌”である。
幼稚園の先生からはいつも「ちんは歌を歌うのが嫌いなんですね。きちんと歌いません」
と言われている。
音痴で、音楽センスのない父ちゃんは、そのことについて、ちん君には何も言わない。
だって、音楽の才能がない家系に生まれてるんだから「しゃーないわな」である。
が、今回、面接で歌を歌わされると知った父ちゃんは焦った。
父ちゃん: 「ちん君、歌どうする?」
ちん君: 「大丈夫。歌いたい歌がある」
父ちゃん: 「題名は?」
ちん君: 「知らん」
父ちゃん: 「どんな歌や。たぶん、中国語の歌やないとあかんぞ」
ちん君: 「大丈夫。中国語の歌や。これが一番好きや」
父ちゃん: 「歌ってみ」
ドキドキする父ちゃんの目の前で、ちん君は歌い始めた。
♪♭晴れた空は高く、雲が流れている〜♯♪
うん?中国語の歌詞やけど、どっかで聞いたような・・・
季節感が何か違うな〜
お正月前のような・・気分だ・・・
父ちゃん: 「おぅ〜、お前、それ第九やんけ。しかも中国語かい!」
ちん君: 「これが一番好きな中国語の歌や。これ歌うわ」
中国の歌と思い込み、小学校の面接試験で中国語で第九を歌った日本人の6歳児。
父ちゃん: 「歌はどうやった?」
ちん君: 「OKやで。全部ちゃんと歌ったで。すごいやろ」
本当に歌ったらしい。
試験結果は5月の“第九”日目に発表される。
ベートーベンの“歓喜”の歌は、我が家に歓喜の瞬間をもたらすのだろうか?
神のみぞ知るである。
(母ちゃん: 「あんた、大げさやで〜」)
無事終了・・・したのだろうか?今だにわからない。
母ちゃん情報によると、「この小学校国際部は、まず落ちることはないよ」
とのことだが・・・
ちん君と二人、面接試験に臨んだ父ちゃんは、不安な日々が続く。
合格発表は5月9日。それまでは、落ち着かない日々が続くのだろう。
当日の面接試験は、まず、父ちゃんが用意された書類に必要事項を記入。
“報名費(bao4ming2fei4:申し込み料)”を支払い、ビザについてチェック。
ビザ更新の真っ只中の我が家の状況を説明。
「5月20日までにビザを用意してね。授業料の支払額が変わるから」と先生。
そうこうしているうちに、“じゅーてぃえんちん”と名前が呼ばれる。
ちん君: 「じゃ、父ちゃん。行ってくる」と席を立ち、先生と2階に。
父ちゃん: 「がんばれよ。一人で大丈夫か」
ちん君: 「大丈夫」
振り向きもしない。
半時間ほどで、ちん君は先生と一緒に帰ってきた。
ちん君: 「歌ったで、ちゃんと」とニコニコ。
父ちゃん: 「最後まで、ちゃんと歌えたのか?」
ちん君: 「うん。OKやで」と満面の笑み。
先生が「とってもよかったですよ。向こうの先生にこの成績表を渡してください」と笑顔だ。
渡された成績表には、面接試験の評価と項目と点数が並んでいた。
考査結果: 好
総点: ●(内緒です) お利口
一問一答: ●(満点20点)・・・中国語能力を調べるようだ
数数: ●(満点10点)・・・ちん君は81から100まで数えさせられたという
学説話: ● (同)・・・?
分弁物品: ● (同)・・・出された物を見て、その説明をするようだ
拚図: ● (同)・・・図形をつなぎ合わせたらしい
表演: ● (同)・・・歌を歌った!!
看図観察: ● (同)・・・これも図形がらみのよう
単腿直立: ● (同)・・・左右の脚でひたすらケンケンしたらしい
運動: ● (同)・・・?
合計9項目100点満点
今日のためにちん君は自分なりの秘策を講じた。
“歌”である。
幼稚園の先生からはいつも「ちんは歌を歌うのが嫌いなんですね。きちんと歌いません」
と言われている。
音痴で、音楽センスのない父ちゃんは、そのことについて、ちん君には何も言わない。
だって、音楽の才能がない家系に生まれてるんだから「しゃーないわな」である。
が、今回、面接で歌を歌わされると知った父ちゃんは焦った。
父ちゃん: 「ちん君、歌どうする?」
ちん君: 「大丈夫。歌いたい歌がある」
父ちゃん: 「題名は?」
ちん君: 「知らん」
父ちゃん: 「どんな歌や。たぶん、中国語の歌やないとあかんぞ」
ちん君: 「大丈夫。中国語の歌や。これが一番好きや」
父ちゃん: 「歌ってみ」
ドキドキする父ちゃんの目の前で、ちん君は歌い始めた。
♪♭晴れた空は高く、雲が流れている〜♯♪
うん?中国語の歌詞やけど、どっかで聞いたような・・・
季節感が何か違うな〜
お正月前のような・・気分だ・・・
父ちゃん: 「おぅ〜、お前、それ第九やんけ。しかも中国語かい!」
ちん君: 「これが一番好きな中国語の歌や。これ歌うわ」
中国の歌と思い込み、小学校の面接試験で中国語で第九を歌った日本人の6歳児。
父ちゃん: 「歌はどうやった?」
ちん君: 「OKやで。全部ちゃんと歌ったで。すごいやろ」
本当に歌ったらしい。
試験結果は5月の“第九”日目に発表される。
ベートーベンの“歓喜”の歌は、我が家に歓喜の瞬間をもたらすのだろうか?
神のみぞ知るである。
(母ちゃん: 「あんた、大げさやで〜」)
Comment*1


